さまざまな競技で若いアスリートの活躍が目覚ましい近年、野球も高校生はもちろん、小学生、中学生の競技レベルが向上しています。
それはトレーニングの新理論や効率化、多様化が大きな要因となっています。
ここではそういった最新のトレーニングなど、小学生からはじめられるトレーニングを学んでいきましょう。

過度なトレーニングは厳禁!最も大事なのは楽しむこと!

まず、小学生はまだ体が未成熟で、かつ第一次成長期にあたります。そのため小学生のトレーニングは高校生や大学生のものよりデリケートに行う必要があるということを覚えておきましょう。過度なトレーニングは、オスグッド病などのケガを誘発してしまう恐れがあり危険を伴います。

そして、最も大切なことは「楽しみながら行う」ということです。これはどの年代のトレーニングでも共通ですが、子どもたちが中学校、高校と今後も野球を続けていくなら辛いトレーニングを行うこともあります。それを乗り越えられるよう、「野球は楽しい」「野球を上手くなりたい」という気持ちを持ち続けられるような土台を作ってあげることが重要です。そのため小学生の時期というのは今後の競技人生において非常に重要な意味を持ちます。

トレーニングを楽しみながら行うためには、ゲーム要素を取り入れたり、目標設定を明確にして子どもたちが自分自身で成長が感じられるようにするなどの工夫が大事です。

局部トレーニングより全身の運動能力向上を主眼に

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小学生のトレーニングでは、子どもたちの今後の心身の成長や可能性を考えると、ポジション別の専門的なトレーニングや筋力トレーニングよりも、全身の運動能力の向上に主眼をおくべきでしょう。

基本は全身運動で、運動能力自体の向上を図るのがよいでしょう。そのために基本となるのはやはり「走る」ことになります。
リレーや鬼ごっこでゲーム性をもたせたり、サッカーやバレーボールなど別の競技を取り入れることで楽しみつつ、さまざまな筋肉を刺激することができます。また、全身運動ではスイミングも有効な手段です。

今回は1つリレー要素を取り入れたトレーニング、「ベーランリレー」をご紹介しましょう。上の図をご覧ください。

ベーランリレーの流れ

  • ①まずメンバーを2チームに分け、それぞれ本塁と2塁に配置します。
  • ②スタートの合図で、それぞれのダイヤモンドを1週して、バトン代わりにしたボールを受け渡してリレーを行います。ベースを周る際には少し膨らむことや、角を踏むことなどを意識させることで、ベースランニングの練習にも効果的です。
  • ③アンカーはダイヤモンドを1週したあと、マウンドまでボールを置きに行きに向かい、先にマウンドにボールを置いたチームの勝利です。

スタート位置が異なることで、互いに常に前に別のチームが走っていることで、リレーのモチベーションを保つことができます。
また、このリレーは1塁と3塁にもチームを置いて、最大4チームまで増やして行うことも可能です。

注意点は1点。アンカーがマウンドにボールを置く際に交錯しないようにすることです。
ですからボールを置く場所をチームごとに少しズラしておくとより安全に行うことができるでしょう。

このリレーの利点は、

  • ①瞬発力を鍛える短距離ランニングになる
  • ②ベースランニングの練習になる
  • ③ゲーム性があるので楽しめる

という3点があります。
シンプルですが一石三鳥の効果的なメニューとなっていますので、ぜひお試しください!

ベーランリレー参考動画

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