観客を楽しませるボールパーク

ボールパークという言葉がある。簡単に言えば野球場のことだが、スタジアムや球場といった言い方とは、ニュアンスが少し異なる。ボールパークという言葉だけで、どこか行くと楽しそうな印象を与えてくれる。アメリカ・メジャーリーグには、そのボールパークという名前を使った球場がいくつもある。誰もが楽しめる場所づくりを目指し、実に様々な工夫が凝らされているのだ。

アメリカの代表的なボールパークと言えば、ボストン・レッドソックスの本拠地、フェンウェイパークだろう。100年以上の歴史を誇るこの球場には、グリーンモンスターと呼ばれるメジャーの球場の中でも1番高いフェンスがある。かと思えば、メジャーの球場で1番低いフェンスもフェンウェイにある。ライトのブルペン前にあるフェンスは高さ90cmしかない。その歪な形が、地元ファンに長年親しまれている。

他にも、外野左中間後方に機関車が走っているミニッツメイドパーク、スタンドに設置されたプールから観戦できるチェイスフィールド、右中間後方のレンガ倉庫とのマッチングが絶妙なリオールパーク・アット・カムデンヤーズ、外野後方の景観が美しいPNCパークなどがある。その球場でしか味わえないオリジナリティを出すことによって、地元ファンを根付かせることに成功している球団は多い。野球自体を楽しむことはもちろん、それ以外にも面白いものを求め、ファンはボールパークを訪れるのだ。

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