【日米の違い】年俸は日本の約5倍~人材流出の懸念と日本野球の魅力~

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日米の市場規模の違い

2015年、黒田博樹がニューヨーク・ヤンキースから古巣の広島カープに戻ってきた。ヤンキースからの再契約、サンディエゴ・パドレスからの21億円のオファーを蹴り、推定年俸4億円で日本球界へ復帰。多くの人が黒田の選択を「男気」として称賛した。これだけの金額差がありながらも、日本でプレーすることを選んだのだから広島への愛情は計り知れないものである。

 しかし、日米間でこれほどまでに年俸に、金額差があることにも驚いてしまう。現在メジャーリーグで活躍している日本人の年俸を見てみると、田中将大、26億5000万円、ダルビッシュ有、11億4000万円、上原浩治、10億8000万円となっている(いずれも2015年時点、1ドル=120円換算)。イチローもマリナーズ時代の年俸は、21億6000万円と言われている。一方で、イチローが日本球界で活躍していた頃の最高年俸が5億円。今年の日本球界の最高年俸が黒田博樹の6億円、2番目のオリックス金子千尋で5億円だ。

 どの国を見ても、メジャーリーグほど年俸が高いプロ野球はない。これほど高ければ、世界各国の選手たちは皆メジャーを目指す。圧倒的な市場規模で世界中からトップ選手たちを集めることに成功し、世界最高峰のリーグの名をほしいままにしている。メジャーリーグがメジャーリーグ足らしめている理由だろう。

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