掲載日: 文章:寄稿

【日米野球の違い】MLBとNPBにおけるトレーニングに対する考え方の違い

体の土台をつくるトレーニング

そしてアメリカで特筆すべきは、トレーニングに対する意識の高さだ。個人練習をしない選手でも、ウエイトトレーニングは欠かさない。グランドにいる時間よりも、ジムにいる時間の方が長い選手がほとんどだ。

サンフランシスコ・ジャイアンツで、10年間ブルペンキャッチャーを務める植松泰良氏は、日本人選手とアメリカ人選手の違いを次のように話す。
「日本人選手とメジャーの選手は、土台となる体が違う。土台がなければ、同じ技術を持っていても、大きい体の人には敵わない。トレーニングをして体を大きく、強くしていけば、プレーのレベルも上がると思う。アメリカ人はもともと体が大きいのに、トレーニングして強くなっていく」

またトレーニングを取り入れる目的についても次のように話す。
「一番効率がいいのは、打つ時や投げる時の筋肉をトレーニングで一つ一つ強くして、それをバッティングやピッチングに使えるように筋肉をコーディネートしていくこと。ただ打つだけでは、同じ重りで同じように振るだけだから、筋肉はそれ以上強くはならない。レベルを一つ上げるためには、野球と関係ないトレーニングをすることが必要。野球の練習だけでは足りないと思う」

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