今年のパ・リーグの盗塁王争いは、例年になくハイレベルなものになっている。残り数試合。スタンドのファンもハラハラするような「盗塁合戦」を繰り広げてもらいたい。

走れないのか、走らないのか、最年長タイトルに挑む糸井(オリックス)

 パ・リーグの優勝争いがいよいよ大詰めを迎えている中、レギュラーシーズンのゴールを目の前にして、タイトル争いも佳境を迎えている。今年はとくに盗塁王争いが50を超えるハイレベルな争いとなって注目を浴びている。オリックスの糸井と埼玉西武の金子侑が僅差でシーズン最終盤を迎えているが、ぜひとも正々堂々としたあとくされのないタイトル争いをしてほしい。

 21日のオリックス・埼玉西武戦。すでに消化試合に入った両軍が対戦するこのカードの見どころと言えば、糸井嘉男と金子侑司の盗塁王争いだった。この日、金子は4打数無安打で塁に出ることはかなわなかった。一方の糸井だが、2度、塁上にランナーのいない場面でヒットを打ち1塁ランナーとなったが、結局1度も走らなかった。正確には最初に出塁した3回の打席は3ボールからスタートをきったものの、四球となってしまった。

 2度目、1アウトから出塁した際は、前回同様執拗な牽制にあい、やはりスタートをきらず、3ボール1ストライクという走れるカウントになったものの、ここでもスタートをきらなかった。このカウントなら打席のバッターはどんな球が来ても空振りをしてランナーを助けることができる。あるいはベンチがランエンドヒットでスタートをきらすという手もあったのではないかと思ったが、結局糸井はこの試合で上積みをしなかった。

 試合の勝負に徹していたとも考えられるが、これまで繰り広げられてきた、タイトル争い終盤の醜態を思い出すにつれ、そういうことはいまさら勘弁という思いが強くなった。

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