必要なのは頼れるエース? 戦略的継投?

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この夏の甲子園、第98回高等学校野球選手権大会、作新学院(栃木)の今井達也くんの好投が話題となりました。
5試合全て先発し、途中交代は大勝した準決勝の明徳義塾戦(高知)だけで、あとは完投しました。

高校野球のオールドファンにとってエースが最後まで投げぬく光景は当たり前だったのではないでしょうか?
しかし、近年は投手を複数抱え、投手の継投をするチームが目立ちます。

甲子園で勝つために必要なのは頼れるエースなのでしょうか?それとも戦略的継投なのでしょうか?

高野連の取り組み

エース投手の投げ過ぎについて取り上げられるきっかけになった大会があります。
1991年夏の甲子園、第73回大会です。準優勝した沖縄水産(沖縄)の大野倫投手は、この大会6試合で773球投げました。
しかも3回戦から決勝まで4日連続の登板。閉会式には肘が曲がったままの大野投手の痛々しい姿が映し出されました。

これを機に1993年から高野連は肘・肩の精密検査を導入し、投手複数制を奨励するために、ベンチ入りメンバーの人数を増やしています。
ちなみに大野投手は九州共立大へ行ってから外野手に転向し、プロ入りしたが2度と投手として投げることはできませんでした。

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