これぞスーパー隠し玉!ドラフト会議で選ばれた変わり種選手

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 ドラフト会議で指名される選手の大半は高校、大学、社会人での硬式野球をプレーしている。しかし、毎年少し変わった経歴の持ち主がドラフト指名され会場は大いに盛り上がる。そんな変わり種の経歴を持つ選手を4名紹介しよう。

楽天6位:鶴田佳祐(投手/帝京大準硬式野球部/左投左打)

 準硬式野球出身のすごい奴がいる。と一部で噂になっていた鶴田は楽天が6位で指名した。準硬式球は中身はプロで使う硬式球と同じで外側が軟式球と同じゴムで覆われている。

 準硬式球は硬式球と比べ球速も5キロは落ちると言われている中で鶴田は最速149キロを投げ込む速球派だ。単純計算ではあるが154キロを投じることができるということになる。今春からスカウトに見られるようになり少しずつプロを意識。今年の夏からは硬式球で練習を続けてきた。プロで硬式球を使った練習を行えばさらなる飛躍が望めるだろう。準硬式出身の先輩でもある青木勇人(元広島他)を超える存在になることを目指す。

ヤクルト6位:菊沢竜佑(投手/相双リテック/右投右打)

 当日一部のスポーツ紙などで名前が挙がっていた菊沢は報道通りヤクルトが指名した。相双リテックはヤクルトのスポンサーでもあり神宮球場ベンチ内にも広告を掲出している。そう、ヤクルトファンにとっては馴染みのある会社なのだ。菊沢は秋田高校から立教大でプレーし卒業時に野球を引退。しかし、横浜金港クラブで野球を再開後アメリカの独立リーグであるソノマ・ストンパーズ(パシフィック・アソシエーション)でプレーしていた。パシフィック・アソシエーションは坪井智哉(元オリックス他)、吉田えり(石川ミリオンスターズ)などもプレーしていたリーグだ。

日本に帰国後は相双リテックで軟式野球を続けていた。ヤンキース・田中将大世代の1988年生まれということで来年29歳のオールドルーキーだ。世代最後のプロ入りとなることは間違いない。10歳年下の高卒ルーキーに経験の差をみせたいところだ。

巨人7位:リャオ・レンレイ(投手/岡山共生高/右投右打)

 会場がどよめいた。巨人がリャオ・レンレイを7位で指名した瞬間だ。初めて耳にする名前だという方がほとんどだろう。リャオは台湾出身の23歳だ。岡山共生高校を卒業後に台湾の大学に進学し6月に卒業したばかりだった。西武の呉念庭と岡山共生高校で同級生でもある。

 日本の高校を卒業していたこともありドラフト指名が必要だったのだ。2014年、2015年にはパイレーツのルーキーリーグでもプレーしていた。
201センチ125キロというプロフィールにロマンを感じずにはいられない。台湾出身のメジャーリーガーの卵が日本でプロになる。

楽天10位:西口直人(投手/甲賀健康医療専門学校/右投右打)

 楽天の10位指名となった西口は甲賀医療専門学校出身だ。知っている人も多いだろう。建山義紀(元日本ハム他)、藤本敦士(元ヤクルト他)らの出身校でもある。そして甲高い声でおなじみの審、白井一行も同窓生だ。

 硬式野球部は社会人野球に属しており都市対抗野球を目指している。専門学校卒はプロ野球界に多くはないが一流選手が増えることで新たな風となるかもしれない。


ドラフト指名されるまでは変わり種指名だったかもしれない。しかし、プロに入ってしまえばそこからは実力勝負だ。経歴ではなく実力で取り上げられるような活躍を期待したい。

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