【春選抜2016】守備のミスが勝負を分けた 海星が5回目の選抜で初勝利!【高校野球】

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大会5日目の最終試合は、長崎の海星と21世紀枠で出場の長田(兵庫)が対戦。
海星は左腕エースの春田と右の土谷を両輪として右の間、左の廣森と投手陣が豊富。継投で相手の目線を変えていく。また、秋の公式戦は1試合平均で11.9安打と打線も活発だ。
21世紀枠の3校の中で最後の出場となった長田はエースで四番の園田が投打の中心。130キロ中盤の速球にスライダー、カーブ、フォーク変化球が豊富。昨秋の公式戦での奪三振率は11.42と三振を奪える。打線はリードオフマンの三宅の出塁がカギとなる。投打に園田を援護して負担を軽くしたい。

1回の攻防は両校とも三者凡退。
先制したのは海星だ。2回裏、先頭の四番小畑が園田の高めに抜けたフォークを叩き付け、セカンド強襲のヒットで出塁すると、一死後、六番田川への初球で、小畑が盗塁。キャッチャーからの送球が悪送球となり、三塁まで進む。田川は低めの直球に押され、ボテボテの三ゴロ。しかしこれが功を奏し、この間に小畑がホームインする。

先制された長田だがすぐさま反撃。3回表、2つの四球でランナーを溜めると、二死となるが、三番吉田がファールで粘った後の7球目、真ん中に入ってきたストレートをジャストミート。左中間を真っ二つに破る逆転の2点適時二塁打となる。

3回裏、逆転した直後だけにキッチリと締めたい長田だったが、守備のミスから失点してしまう。2アウトをテンポよく奪い、3人目の一番服部もレフトフライに打ち取ったかと思ったが、レフト小池が落球。服部は一挙に2塁を陥れる。そして次打者、小川への初球がど真ん中への棒球となってしまう。これを小川が見逃さず、レフトの頭をライナーで越えていく三塁打。海星がすぐさま同点に追いつく。

続く4回裏にも長田に守備の綻びが出てしまう。先頭の小畑の打球をサード藤原が一塁へ悪送球。小畑は二塁まで進む。そして続く永石は外角の球をしっかりと引っぱって進塁打。一死三塁となって、六番田川の打球は一ゴロ。これをファースト赤木が打者走者の田川にタッチに行ったのを見て、小畑がホームへ。3点目を海星が手にする。

その後は互いに投手が好投し、0行進。

海星は8回に土谷をリリーフマウンドに送る得意の展開に。代わった土谷は8回を三者凡退に抑える。
そして9回表の長田の攻撃。先頭の園田がサードのファンブルで出塁すると、五番遠藤が送り、同点のランナーを得点圏に置く。さらに赤木がセカンドの頭上を越えるヒット。これで一死一、三塁と逆転のランナーを出す。しかし続く富田、井田が打ち取られ、無念のゲームセットとなった。
勝った海星は5回目の選抜で悲願の初勝利となった。

match15
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