大会7日目の第二試合は初戦で劇的なサヨナラ勝利を収めた明石商と、一回戦をエース藤嶋の完封と打線の先発全員安打で完勝した東邦という、いい勝ち方をして勢いに乗る両チームが対戦。

東邦の先発は初戦に続きエースの藤嶋。初戦は11奪三振の完璧な内容を見せた藤嶋だったが、今日は球が高めに浮いてしまう。
明石商はそれを見逃さない。二死から三番橋本が四球で出塁すると、四番小西がその高めに浮いた内角の直球を振り抜き、レフトオーバーの二塁打。これで一塁から一気に橋本がホームに還り、明石商が幸先よく先制点を奪う。

その後も藤嶋は直球も得意のカットボールとも高めに浮いてしまうが球には力があるため、明石商は捉えきれない。

対する明石商の先発も初戦と同じく、エースの吉高。初戦では130キロ後半の直球とスプリットを駆使して日南学園相手に10個の三振を奪っている。東邦打線はかなりこのスプリットを警戒しており、低めの見極めていた。
その東邦に対して、吉高は直球を主体に強気に攻め、簡単にチャンスを作らせない。

中々チャンスを演出できない東邦だったが、7回表、一死から、四番藤嶋の放った打球はレフトフェンス間際への大飛球。これをレフトの後藤がグラブに当てながらも捕球できず二塁打となる。その後、四球と牽制悪送球で二死二、三塁になり、東邦はこの試合最大のチャンスを作る。打席には七番高木。高木は高めに抜けたフォークを捉えライナー性の鋭い当たりを放つが、これがライト正面を突いてしまう。東邦は1点が遠い。

このピンチをしのいだ明石商はすぐ裏に九番大田が内野安打で出塁すると、ショート浜嶋の悪送球もあり、一気に二塁まで進む。このチャンスで明石商は得意のバントでさらにランナーを進ませようとするも、ファーストへの小フライとなってしまう。嫌な流れになりかけたが、二番大西がセンターへのタイムリーを放ち、貴重な2点目が明石商に入る。この大西が捉えた球も高めに抜けた直球だった。

8回にもさらに1点を加えた明石商は、吉高が最後まで気を緩めず、9回も締めてベスト8進出を決めた。

match20
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