【春選抜2016】延長12回の激戦! 龍谷大平安が小川のサヨナラヒットで勝利【高校野球】

  • 掲載日:
  • 文章:Clipee運営局

第一試合に続き、龍谷大平安と明石商という近畿勢同士の対戦となったこの試合。接戦を制してきた明石商が、龍谷大平安の好投手市岡を相手に、少ないであろうチャンスをものに出来るかが注目ポイントだ。また、明石商のエース吉高は前の試合後に足が攣ってしまっていた。この回復度合いが試合を左右しそうだ。

初回の攻防は龍谷大平安の市岡、明石商の吉高の両先発が持ち味を発揮して両チームとも三者凡退。

その後も市岡は左バッターの外角、右バッターの内角に切れ込むクロスファイヤーを、吉高はストレートに近いスピードから小さく落ちるスプリットを武器にして、スコアボードに0を並べ続ける。
互いのキャッチャーが盗塁を刺すなど、守備陣も好プレーで自軍のエースを盛り立てる。

均衡が破れたのは6回表の明石商の攻撃。二死から市岡が制球を乱し、2つの四死球で一、二塁となり、三番橋本へも3ー0とボール先行。ここから3ー2のフルカウントまで持ってくるが、そのことでランナーは投球と同時にスタート。橋本は平安バッテリーの組み立ての中心になっていた外角への直球を狙い打ってレフト前へ運ぶ。ついに明石商が1点先制した。

続く7回表、一死から六番吉高がレフトオーバーの二塁打。さらに中継が乱れる間に三塁まで進む。平安は明石商得意のスクイズを警戒。次打者の大田は追い込まれたところから意表を突く3バントスクイズを仕掛けたが、平安バッテリーがワンバウンドの球で外し、ランナーもタッチアウト。このピンチをしのぐ。

ピンチをしのいだ龍谷大平安は直後の7回裏、先頭の西川が四球で出塁すると、一死後に盗塁を敢行。これが成功して、スコアリングポジションに同点のランナーを置く。市岡がレフト前ヒットで続き、一死一、三塁。六番冨田の当たりは弱いセカンドゴロ。明石商はゲッツーを狙うが、冨田の方が一瞬速く、このゲッツー崩れの間に西川が生還して龍谷大平安が同点に追いつく。

その後は両チームともチャンスとピンチの連続だが、最後の決め手を欠き、9回で決着着かず。試合は延長戦へ。

延長に入っても好投、好守が続き、こう着状態。
決着が着いたのは12回。龍谷大平安の攻撃。先頭の市岡が龍谷大平安としてこの試合初めての長打となるライト線への二塁打を放つ。冨田が送り、一死三塁となると、明石商は二者連続敬遠で満塁として守りやすい状況を作る。そして2安打を打っている九番竹葉を迎えるが、ここは吉高が決め球のスプリットで注文通りの三振を奪い、二死に。迎えるはここまで無安打の小川。小川はセーフティースクイズを試みて2球で追い込まれる。1球外して4球目。最後の球はスプリット。これが高めに浮いて真ん中に入ってしまう。小川がこれに食らいつくようにスイングすると、打球は前進守備をしていた左中間を抜くサヨナラヒットとなり、龍谷大平安が延長12回の激戦を制した。

match26
Clipeeをフォローして
最新記事を受け取ろう!

高校野球に関する記事

お勧め記事

新着記事