いよいよ明日から来年3月のWBCに向けたサムライジャパン強化試合、対メキシコ戦が始まる。今回のメンバー構成は、メジャー5人(ただしエイドリアン・ゴンザレス(ドジャースは試合には出場せず、現在はメジャー25人枠外が1人)、マイナー5人、NPB1人、それにメキシカンリーグから16人と自国リーグ中心の構成となっている。最終の今回は、そのメンバーの何人かを紹介していく。

メキシコの弱点、投手陣

 メキシカンリーグは典型的な打高投低リーグだ。このことは、好投手は根こそぎメジャーに引き抜かれているメキシコ球界の現状を物語っている。WBCにおいてもメジャーとその傘下のチームに所属しているピッチャーがどれだけ参加するかがメキシコ浮沈のカギを握るだろう。

マウリシオ・ララ

 先発は、メジャー組がいづれもリリーフということもあり、今シーズンのチャンピオン、プエブラ・ペリーコスのエースで勝ち頭の13勝3敗、防御率3.14という数字を残したマウリシオ・ララ、サルティージョ・サレペロスで9勝4敗防御率3.95を記録したエクトル・ダニエル・ロドリゲス、モンクローバ・アセレロスに所属し、10勝2敗、防御率2.78の成績を残したアメリカ生まれのベテラン右腕、ホセ・オイデルビデスの「国内組」が有力だろう。ひょっとすると、メッツ時代は先発として2年連続2ケタ勝利をマークしているメジャー通算69勝のオリバー・ペレスに顔見世で短い短いイニングの先発を任せることもあるかもしれないが、今シーズンはリリーフで64試合に登板、2勝3敗、防御率4.95という成績では、本来の持ち場の方がいいだろう。いずれにせよ過去3回のWBCにすべて出場している彼が、今回もWBC本番でもメキシコ投手陣のリーダーとなる。

 クローザーは、今シーズンもっぱらナショナルズ傘下の3A、シュラキューズでプレーし、50試合2勝4敗22セーブを挙げ、ナショナルズでも8試合で2.45の防御率を残した(勝敗はつかず)、ラファエル・マルティンか、あるいは、ジャイアンツで40試合に登板し、1勝4セーブ、防御率を2.64を残しているセルジオ・ロモが務めるだろう。マルティンの3Aでの防御率4.56は抑えには不安を残すので、ここはロモを押したい。
彼のメジャー通算32勝26敗84セーブという成績は、日本にやってくる「助っ投」にありがちな数字。本人もこのシリーズをきっかけに日本球界に売りこみをかけたいところだ。

マリオ・メサ

 このほかリリーフ陣には、メキシカンリーグのレギュラーシーズンで最高勝率を残したユカタン・レオーネスで4勝2敗、防御率1.89を残したマリオ・メサ、アスレチックス傘下の2Aミッドランドで6勝3敗、防御率3.59のアンドレス・アビラ、同じくミッドランドで7勝5敗、防御率3311のハコブ(ジェイク)・サンチェスらの若手が控えている。

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メキシコ野球を追う -第7回- 侍ジャパン強化試合メキシコメンバー紹介
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