【日米野球の違い】選手のセカンドキャリアや社会保障制度の違い

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  • 文章:寄稿

プロ野球引退後の現状

華やかな世界で活躍するプロ野球選手。その夢のような時間もいつかは終わりが来る。年齢で引退を決意するのか、戦力外と見なされ、不本意ながら引退を余儀なくされるのか。いずれにせよ、いつかは現役に別れを告げる。そして引退した選手は、皆次なる人生を考えていく。

近年、アスリートのセカンドキャリアを取り上げる記事やテレビ番組が増えているように思う。そこから伝わってくるものは、プロ野球の華やかさとは真逆の世界で悪戦苦闘する元選手の姿だ。引退後、指導者や解説者など野球に関われる職業に就ける元選手は、ほんの一握り。野球選手としてのキャリアを生かす職なんて、なかなか見つからないのが現実だ。

そういった中、現役を引退したアスリートの再就職をサポートするような取組も行われてもいる。元プロ野球選手をサポートする日本リアライズ株式会社のPPS(プロフェッショナル・セカンドキャリア・サポート)事業部は、毎年15人ほどの再就職活動を手助けする。

しかし、就職が決まっても1年以内に離職するケースも多い。体力と精神力を期待され、企業からは引く手あまただが、入社してもほとんどが1年以内に辞めてしまうのが実情だと言う。PPSの川口寛人さんは次のように話す。

「ある程度の年齢になっているのに会社で働くのが初めてで、会社や社会に溶け込めない、自分の考えもうまく伝えらないという理由で辞めてしまうケースが多い」

このように、現役引退後の人生には、たくさんの苦難が待ち受けている。それまで野球しかやってこなかった元選手に、社会は障壁となって立ちはだかっているのだ。

野球社会保障
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