首都圏、近畿圏にある大学系列校に多い中高一貫校。中学入学から高校卒業までの6年間で一貫した教育を行い大学受験を目指すのが大きな特徴だ。その中高一貫校で勉強だけではなく部活動にも力を入れ6年間で1人の選手、チームを育てている学校もある。野球における中高一貫校の特徴を探ってみたい。

中高一貫校の中学野球部は大きく2つ

まず1つ目が中高一貫に限らず多くの中学野球部は軟式野球部だ。仙台育英(宮城)、星稜(石川)、早稲田実業(東京)、常葉橘(静岡)、明徳義塾(高知)らの中高一貫校の中学野球部は軟式野球部となっており高校進学時に軟式から硬式へと持ち替えることになる。

しかし、中学から硬式野球部を抱えている高校も存在する。硬式野球部を持っている中学は全国でわずか20校ほどだ。その中で高校が県内強豪なのは青森山田(青森)、海星(長崎)、福井工大福井(福井)、神村学園(鹿児島)だろう。これらの学校は福井工大福井がボーイズリーグに所属しておりその他の3校はリトルシニアに所属している。

中高一貫校のメリット

軟式、硬式に限らず中高一貫校には学校側、選手側双方にとって大きなメリットがある。そのメリットとは中学3年生最後となる夏の大会終了後に高校生と練習が可能ということだ。中高一貫校以外ではこうした高校への練習参加が認められていない。中学を卒業し高校入試に合格したものだけが進学先の高校で練習ができることになっている。本来であれば3月半ばまでは練習ができないところを8月頃から進学先の高校で練習ができるメリットは計り知れない。

学校側のメリットはもう1つある。スカウトが行いやすいということだ。高校では特待生は1学年5人までと決められているなど細かな規定が存在する。中学ではこの規定は存在せずリトルリーグなどの少年野球で目をつけた小学6年生を中学に入学させることが高校より行いやすいのだ。もちろん、スカウトした選手が活躍する保証はないが確率は上がるだろう。

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