掲載日: 文章:阿佐 智

世界トップレベルの野球王国 キューバの野球事情:ウィンターリーグを探る

野球伝来の地のひとつ_マタンサスのスタジアム野球伝来の地のひとつ マタンサスのスタジアム

 来春のWBC第1ラウンド、日本の最大のライバルとされるのがキューバだろう。ながらく「アマチュアの雄」として国際大会を席巻してきたこの国も、プロ参入と選手の相次ぐ亡命により、近年は苦戦を強いられ、WBCやプレミア12などの主要な国際大会ではいまだタイトルをとっていない。
それでも、有望選手が次々と流出し、メジャーを目指す中、いまだ世界トップレベルを保っているのは、国内リーグ、「セリエ・ナシオナル」の存在が大きい。1959年の革命政権成立をきっかけにプロ野球の伝統は途絶えたものの、競技に専念する「ステート・アマ」により構成されたこのリーグの充実ぶりが、「赤い稲妻」の伝統を支えている。

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