全国47都道府県各地で毎年熱戦が繰り広げられる高校野球。同じ日本という国の中ではあるが各都道府県によって野球事情は異なってくる。長きに渡り群雄割拠が続く県もあれば一強が続く県もある。そんな各県の高校野球事情をご紹介してきたい。今回は、熊本県の高校野球事情についてだ。

熊本県の甲子園における数字

まず、熊本県勢は春夏の甲子園でどのような戦績を残しているか確認しよう。

優勝:1回(春1回)
準優勝:3回(夏3回)
勝敗:100勝102敗1分
優勝校:済々黌(1958年春)
※2016年夏の選手権大会終了時

全国22位の勝ち星となっており平均的な勝ち星数といえる。しかし、名門と呼ばれる熊本工業が存在しながらこの勝ち星は少ないかもしれない。2016年は秀岳館が6勝2敗と4つの貯金を作った。2017年に貯金が復活するかもしれない。

熊本県勢と甲子園

熊本県勢として初めて甲子園に出場したのは、1925年夏の選手権大会における熊本商業だ。熊本商業は夏春夏と3季連続で甲子園に出場し春はベスト4まで進出している。その後、名門熊本工業が、甲子園に出場すると川上哲治(元巨人)を擁し準優勝を果たすなど熊本県の高校野球界をリードしていた。

1958年春の選抜で済々黌が熊本県勢として初優勝を果たすが、それ以降は1997年まで39年間決勝進出を果たすことはできなかった。

その1997年夏の甲子園決勝は「奇跡のバックホーム」で未だになお語り継がれている熊本工業と松山商業(愛媛県)の一戦だ。延長10回裏に熊本工業はサヨナラ犠牲フライで悲願の初優勝を手に入れた“はず”だった。しかし、松山商業のライトから奇跡のような返球がありホームでタッチアウト。熊本に優勝旗が最も近づいた瞬間だった。

以降は甲子園で低迷が続いていたが2016年に秀岳館が春夏連続でベスト4入りし復活しつつある。

高校野球熊本
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