ABL、チャンピオンシップ終了。2連覇のブリスベン・バンディツからも多くの選手がWBCに参戦

  • 掲載日:
  • 文章:阿佐 智
  • 写真:Dave Nilsson

この冬のオーストラリアン・ベースボール・リーグ(ABL)のチャンピオンシップは、ブリスベン・バンディッツの2連覇で幕を閉じた。2010年秋のリーグ創設と同時に発足したこのチームだったが、しばらく低迷を続け、昨年ようやくチャンピオンシップシリーズに初出場、これを制してオーストラリアチャンピオンとなったが、今回の連覇で黄金時代の到来も期待できる。優勝チーム、バンディッツからもWBCに出場する選手は多数いる。

オーストラリア野球最高峰の大会、クラストン・シールド

 日本の独立リーグ、ルートインBCリーグでもプレーした経験をもつライアン・シールの投じた速球を打ち返した打球が、フラフラと内野フィールドに上がっていった。落下地点にはショートストップのローガン・ウェイドが待ち構えていた。力なく落ちてきた打球がグラブに収まると、本拠ホロウェイ・フィールドの小さなスタンドは沸き返った。住宅街の真ん中にあり普段は遠慮しがちの応援になるこの球場も、この時ばかりは遠慮のない歓声に包まれた。

 フィールドにベンチの選手が駆けてゆく。その後にゆっくりと歓喜の輪に向かったのは、「ディンゴ」ことデーブ・ニルソン(元ブリュワーズなど)。オーストラリア人メジャーリーガーの先駆者で、シドニー五輪出場のため、メジャーリーガーの地位を捨てて来日し、中日でもプレーしたあの元助っ人だ。

ABLチャンピオンシップ02

 彼らは、しばし喜びをマウンドで爆発させ、その後記念撮影に応じた。彼らの中心には銀色の飾りで覆われた大きな盾があった。
「クラストン・シールド」。その年のオーストラリア野球界の頂点に立ったものに与えられる盾である。現在のオーストラリアン・ベースボール・リーグのチャンピオンシップは、1934年に始まる全国野球大会の後進大会として開催されている。

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