掲載日: 文章:阿佐 智

WBCオーストラリア代表紹介2:デニング、ローガンらFA選手にも注目!

 オーストラリア代表チームは、韓国での強化試合を経て、3月1日に来日する。まずは大阪で強化試合をこなし、本番に備える。毎回のことだが、この時期のオーストラリア代表選手の多くは、所属のない「FA」選手だ。アメリカでプレーするマイナーリーガーにとってこれは当たり前のことで、彼らに悲壮感はない。むしろ、世界のトッププロの集まるWBCの舞台でひと暴れして、より良い契約を勝ち取ろうと、彼らのモチベーションはピークに達している。今回はそんな「FA」選手を3人紹介する。

ミッチ・デニング(アデレード・バイト)29歳 右投左打 外野手

ミッチ・デニング
 2005年に16歳でレッドソックスとマイナー契約を結んだあと、オーストアラリアのアカデミーでプレー。2007年にアメリカに渡り、2011年までレッドソックスのマイナーでプレーし、2Aまで上り詰めた。2012年、独立リーグのフロンティアリーグでアメリカ最後のシーズンを送った後、2013年から2シーズン半、ルートインBCリーグの新潟アルビレックスでプレー、1年目には.370の高打率で首位打者となっている。3年目までに165安打19本塁打を放ち、通算打率.331の実績を残し、2015年シーズンの途中にはヤクルトと契約、ジャパニーズ・ドリームを叶えた。
ヤクルトでは、シーズン後半、準レギュラーとして4本塁打を放ち、リーグ優勝に貢献した。ヤクルトではこのシーズンだけのプレーとなったが、昨シーズンも日本をプレー先に選び、四国アイランドリーグplusの愛媛マンダリンパイレーツで.389の高打率を残した。 

 母国のウィンターリーグでは、これまで6シーズンプレー、この冬はそれまでプレーしていたシドニー・ブルーソックスからアデレード・バイトに移籍、.340、6本塁打を記録した。
WBCには、本大会には過去2度に出場しているものの、計5試合で12打数1安打。しかし、2016年春の予選大会では、外野のレギュラーとして13打数4安打を残している。

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