掲載日: 文章:阿佐 智

【WBC】オーストラリア・ナショナルチーム(豪州)がついに来日

 本日、3月1日15時50分、侍ジャパンとWBC第1次ラウンドで対戦するオーストラリアナショナルチームが、ソウルからの便で関西国際空港に到着した。一行は、昨日、2月28日、プールAの試合会場となるソウル・高尺スカイドームで韓国代表と練習試合を行い3対8で敗れてはいるが、それをまったく引きずることなく、一同明るい表情で到着ゲートに現れた。

トラビス・ブラックリー

 今回のメンバーには、日本でのプレー経験のある選手も少なくなく、2014年に東北楽天に在籍していたトラビス・ブラックリーは、肌寒さもなんのその、ポロシャツ1枚で、自慢の両腕のタトゥーを見せながら、夫人と昨年生まれた子ども同伴で現れた。

 昨シーズンは、メキシカンリーグの優勝チーム、プエブラ・ペリーコスでローテーション投手として活躍し、今シーズンはすでにデトロイト・タイガースとマイナー契約を結んでいるブラックリーは、今大会も先発の一角を占めるものと思われる。

ライアン・シール
 そして、もうひとり、1昨年シーズンを日本の独立リーグ、ルートインBCリーグの石川ミリオンスターズで過ごし、昨シーズンは台湾の強豪、ラミゴ・モンキーズでプレーした、ライアン・シールは、コートに身を包んでの登場となった。荷物の移動などで、バスのスタッフに対し、片言の日本語で応じるなど、親日家の一面をのぞかせていた。

 BCリーグや台湾では先発投手としてマウンドに立っていたが、現在の本職はクローザー。ここ2シーズンは、母国ウィンターリーグで抑え役を務め、所属チーム、ブリスベン・バンディッツを連続優勝に導いている。とくに一昨年シーズンは、17セーブでリーグ記録を打ち立てている。侍ジャパンには、彼がマウンドに立つことがない試合展開を求められる。

ジョン・ディーブル監督

 準決勝で日本を破り銀メダルに輝いた2004年のアテネオリンピック以来、長らく「チーム・オーストラリア」を率いるジョン・ディーブル監督は、報道陣から「アテネの再来を」と話を向けると、上機嫌で「そうありたいね」と力強く返事をしていた。ソウルでの試合には8失点を喫したものの、課題の守備面で大きなミスがなかったことから、「ディフェンスも素晴らしかった」とかえって自信を深めている。28日の侍ジャパンと台湾リーグ選抜の壮行試合の情報はすでに入っており、「史上最高の代表」と今回の編成に自信をもつオーストラリア側は、自慢の長打力がはまり、エラーさえなければ、十分に侍ジャパンに勝利できると、アテネでみせたジャイアントキリングを本気で目論んでいるようだ。

 リーグ関係者のひとりは、「アテネ以来、(親善試合では)ずっと負けているけど、うちは当たれば飛ぶからね。日本の投手陣が昨日みたいなら、点は取れるよ。2勝すれば第2ラウンドだろ?中国戦を落とさなかったら、十分に行けるんじゃないかな」と、初の第2ラウンド進出に自信を見せる。
 
 オーストラリア代表チームは、明日2日は大阪・京セラドームで練習。3日は阪神の鳴尾浜球場で最終調整し、4日の強化試合に臨む。

 強化試合は、大阪・京セラドームで、3月4日(土)19時から対阪神、6日(月)19時から対オリックス戦が行われる。

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