掲載日: 文章:阿佐 智

阿佐智の独立リーグレポート1:マニー効果の四国IL、新球団加盟で広がるBCリーグ

 誕生以来、毎年のようにNPB(プロ野球)に人材を送り込んでいる独立リーグ。今や日本の野球界に確固とした地位を築いていると言っていいだろう。今週からは、世界野球レポートと隔週で独立リーグをレポートしていく。

四国アイランドリーグplus開幕

日本最初の独立リーグ、四国アイランドリーグplusが13回目のシーズンをスタートさせた。今年も香川、愛媛、徳島、高知の球団体制、前後期の2シーズン制、ソフトバンクホークス3軍との定期交流戦を公式戦に組み込むなどのリーグフォーマットはここ数年と変わらず行う予定だ。
大きな変化と言えば、ユニフォームの変わったことだ。アイランドリーグは、発足当初からリーグ全球団が原則、共通のデザインのユニフォームを使用していた。これまでは、徳島・藍、香川・緑、愛媛・橙、高知・黒のシンボルカラーを基調とした地に、左胸にチームのペットマークが入ったシンプルなものだった。これはこのリーグの性格上、スポンサー収入確保のためのスペースを右胸に設けたためだった。このスペースには数社のスポンサーのタグが入ったほか、袖や背中にも広告が入っていた。これまでも各球団、マイナーチェンジはあったが、この基本は変わることはなかった。今回のユニフォーム変更では、広告は随所に張り付けるのだが、メジャー球団のビジターのそれのように、胸に大きく各球団のフランチャイズの県の名が英語表記で大きく描かれるデザインとなった。地域密着をよりアピールするためだが、この改革を機に、地元ファンにもこれまで以上に球場に足を運んでもらいたものだ。
この新ユニフォームで迎えた開幕戦は、高松・レグザムスタジアムと高知市営球場で4月1日に行われた。それぞれの観客動員は、864人と1935人。とくに高知は、電撃入団を果たした元メジャーの大スター、マニー・ラミレス(登録名・マニー)のおかげで独立リーグとしては「大入り」と言っていい数字をはじき出した。ここ数年、高知球団の1試合当たりの観客動員数は500人ほど。「マニー効果」で大幅アップを狙いたいものである。

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