掲載日: 文章:杉島 有希

【食トレ:第4回】タイミングよく食べよう!

前回は「量」のお話しをしたのですが、今回は「タイミング」です。たくさん食べなければならないアスリートにとって、タイミングよくエネルギーを摂取していくことは重要です。試合前の期間になるとまた食べるタイミングは変わってくるのですが、今回は、試合期ではなく、トレーニングをしている時期の1日の望ましい食事タイムテーブルについてお伝えさせていただこうと思います。

食べ方としては、一日にトータルして摂取しなければならないエネルギー量を3食+補食に分けてバランスよく取るのがベストです。スポーツをしている子どもは特にたくさんの量を食べなければならないので、3食+αに分けなければ、1食の量が多くなり食べられません。

3食きっちり食べてもらいたいのですが、朝食を抜いてしまう子はよくいます。部活などに所属していると朝早くから朝練があります。朝食がなかなか食べられないという選手に話を聞くと「ぎりぎりまで寝ていたいので、起きて10秒後にご飯を食べます」などと言います。胃腸が起きていない状態ではお腹に物が入らないのは当然です。できれば、顔を洗って身支度をするなど、起きてから10~20分経ってから朝食を食べるようにしましょう。

もう一つ重要なのはタイミングです。トレーニング前やトレーニング後の補食がそれに当たります。効率のよい身体づくりのためにも、トレーニング直後から始まる筋タンパクの合成を促進させ、逆に分解を抑制させる必要があります。プロの選手がベンチに下がったと同時にゼリーやドリンクを飲んでいたりする光景をよく見ると思いますが、それには筋タンパクの合成を促進、分解を抑制させ、運動で消耗した栄養素をいち早く補給するという意味があるのです。

キーワード

こちらの記事も読まれています

新着記事