甲子園は負けたら終わりのトーナメント方式ですが、かつての甲子園はなんと敗者復活戦があったのです。
つまり、大会中に負けた高校が優勝する可能性が残されていたことになります。
実際、この敗者復活戦を勝ち抜いた高校が優勝した事実もあります。
敗者復活戦があったなんて、今の常識からすると考えづらいですが、昔と今の甲子園は違うということでしょう。

敗者復活戦が行われていたのは甲子園の初期

pixta_11709073_S
甲子園の場で敗者復活戦が行われていたのは、甲子園が甲子園球場で行われる前のことです。
第2回と3回で敗者復活戦は存在していました。

当時の敗者復活戦は、甲子園の初戦で負けてしまった高校の中から抽選で選ばれた4つの高校が戦い、勝ち抜いた1つの高校のみが準決勝に進むことができるというルールで、敗者復活戦に出られるか?どうかは運で決まっていたのです。
しかし、その敗者復活戦を勝ち抜いた高校が甲子園で優勝を果たしたときがありました。

敗者復活戦から見事優勝を果たした愛知一中

pixta_11283278_S
敗者復活戦から優勝まで登り詰めたのは甲子園の第3回大会です。
このとき優勝したのは今の旭丘高校とされている愛知一中になります。

当時は出場している高校の数が全体でも12と少なかったのもあるかもしれませんが、本来ならば初戦敗退にもかかわらず、そこから敗者復活戦を勝ち抜いて、見事優勝まで果たすというのは何だかドラマみたいな展開です。
でも、そういったケースが過去実際にありました。

敗者復活戦の制度は間もなく廃止されますが、歴史の長い甲子園の中でも非常に稀なルールとして知っている人は知っている雑学になるでしょう。
今では甲子園はトーナメントになっており、負けたらそこで甲子園を去らなければいけないルールですから、今の甲子園を見ているひとからしたら、当時の敗者復活戦のルールは違和感がとてもあると思われます。

ちなみに、高校野球だけではなく、大学野球、社会人野球、プロ野球でも過去に「敗者復活戦」を行っていたケースがあります。
現在は、春・秋の一部の大会や都市対抗戦野球大会の予選で敗者復活戦が行われているようです。

敗者復活戦については賛否両論あるかと思いますが、負けたらそこで終わりという1勝の重みと何が起きるか分からないドラマ、決勝大会はそういうものがあるから面白いのかもしれません。

こちらの記事に関連するタグ

甲子園の豆知識
Clipeeをフォローして
最新記事を受け取ろう!

高校野球に関する記事

お勧め記事

新着記事