五島卓道監督にインタビュー!

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就任してから5年で、木更津総合を甲子園に出場できるチームに育て上げた五島監督。その秘訣を尋ねると、「育てている意識はないんだけどな」と、どこか楽し気です。
みずからを「やれやれ、と言われたら余計にやりたくなくなる」「束縛が嫌いなタイプ」とおっしゃる監督に、チーム作りのポリシーと成長する選手の特徴など教えていただきました!

(監督プロフィール)

五島卓道(ごしま・たくどう)
早稲田大学卒。川崎製鉄神戸野球部で内野手として活躍。その後、コーチ、監督を務める。暁星国際高校監督を経て、1998年、木更津中央高校(現在の木更津総合高校)監督に就任。2003年に夏の甲子園初出場。

部員が野球を辞めないチーム

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チームの特徴を教えてください。

五島卓道監督(以下、監督):今年は「守り」のチームです。投手の早川(隆久)を中心にしたバッテリーと固い内野守備を生かして、無駄な点を与えず、守り勝ちます!

指導者として選手を育てる上で心がけていることはありますか?

監督:育てているという意識はないですね(笑)。
指示をするより時間がかかりますけれど、自分で気づく方が一時的なもので終わらず長く続きますよね。

生徒が育つのを待つ、という感じですか。

監督:そうですね。いい選手になる生徒は、人の考えや意見をうまく取り入れて自分流を編み出しています。僕やコーチだけでなく、チーム内でも話し合っていますね。うちは1学年につき20名ほどのこぢんまりとしたチームなので、コミュケーションは活発ですよ。

皆さん、部活を辞めないですか?

監督:僕が教えてて18年間、野球がイヤになって辞めた子は1人もいません!

それは何故でしょう?

監督:平等感があるのでは、と思います。「チャンスは与えるよ。だけどそれを生かすも生かさないも、自分の能力次第だよ。」と言います。うちはAチームとBにチームに分けているのですが、見逃しがないように、Bチームでいい選手がいたらちょっと上げてみよう、と。そのかわりAチームで使ってダメだったらすぐダメです。使ってダメだから納得するのかもしれません。

他に理由はありますか。

監督:面倒見がいいことですかね。「入ってくれた以上は、出口までしっかり面倒みよう」と考えています。行きたい大学のセレクションにもついていきますし、就職の世話もしています。そして皆、何かと帰ってきてくれますね。進学する子は夏が終わっても練習に来ますし、就職する子も気が付くと練習している(笑)。

コーチの方もOBですよね。

監督:コーチの大島(吉雄)は卒業生で2003年夏の甲子園の4番打者でしたが、島根で高校野球のコーチ・監督を務め、戻ってきてくれました。平野(靖幸)は大島の後輩で、2003年の甲子園では1年生でした。今は社会科教諭であり、コーチとして一緒にやってくれています。

選手が成長するために必要なこと

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選手の成長を感じるのはどのような時ですか?

監督:自分で考えて何かを変えて、結果を出した時ですね。大活躍じゃなくてもいいんです。小さな成功を積み上げていければいい。たとえば、チャンスでこれまでと違うボールが狙えて、打てるようになったとか。変えていかないと何もつながりません。いつまでも同じようなことをやっていては、上のレベルには行けません。

そこで人の意見を聞くことにつながるのですね。

監督:同じチームのピッチャーと、「ピッチャーから自分はどう見られているのか」っていう会話をするのって大事じゃないですか。そういう客観的な意見を聞かないで、「僕はがんばっています!」というのが多すぎる。人との会話をしないで練習だけ頑張ろうとしても無理です。

そのためにどのような試みをされていますか?

監督:僕たちは12月に千葉県の御宿で合宿します。そのミーティングの時に「3分間スピーチ」を皆の前で披露します。自分の考えをまとめる力や話す力がつきますし、人前で自分の考えを言えるようになれば、自然に自覚や責任を持てるようになります。

「全力校歌」は選手達の自主性と積極性から誕生した

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入部して選手たちは変わっていきますか?

監督:そうですね。成長する選手は変わっていきますね。たとえば、3年の鳥海(嵐万)は去年の選抜で応援団長でした。それが1年後、4番を打っています。あの子は根性がありますよ。「僕はみんなの希望の星になります」と言っています。

早川投手が目に留まったのは?

監督:彼が1年の時でした。中学時代、彼は外野をやっていたのですが、夏の大会前にバッティングピッチャーを休ませようと、「ちょっと投げてみ」と投げさせたら、3年が打てないんです。「何してるのや」と聞くと「いやぁ、当たりません」と言って。それがきっかけですね。

早川投手を「頭がいい選手」とおっしゃってましたが。

監督:彼には「計画性」がありますね。たとえば、2週間後に試合があるとするとピタっと照準を合わせてきます。また人の言ったことをうまく取り入れていますね。だから、僕の言うことを聞かないこともありますよ。それでいいんです。全部を聞いていたら自分を見失ってしまいますからね。

小池選手をキャプテンに選んだのはどんな理由ですか?

監督:試合中、チームにキャプテンとして良い指示ができる点ですね。横からしか試合を見られない僕らより、的確な指示を出せる時があります。

自主性を大事にされているのですね。選手の肩に「元気」と書いてあるのは…

監督:あれは、生徒が勝手に書いているんです(笑)。僕は「ああやれ、こうやれ」とはあんまり言わないタイプです。

元気一杯に歌う「全力校歌」も甲子園で評判を呼んでいますが。

監督:あれも僕は何も言ってません(笑)。
94回大会(2012年)の時のキャプテンが、朝礼で校歌を歌わない選手に「グラウンドで歌うのに、なんで朝礼でちゃんと歌わないの」と言ったのがきっかけで、みんな全力で歌うようになりました。残念ながらその年の甲子園は1回戦で負けてしまい、歌うことはできませんでしたが、翌年、キセキ的に連続出場できまして、披露することができたんです。

選抜とはまったく別物、夏の甲子園は挑戦者として挑む

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最後に、夏の甲子園へ向けてチームの状態はいかがでしょうか。

監督:千葉県の春季大会は、負けて良かったんじゃないですかね。選抜メンバーからテコ入れをして、新しい戦力を何人か入れました。1年生の野尻は、慣れてくれば能力を発揮して打線になると思います。3年生の球を打つのは大変ですけど、能力はあります。

意気込みを教えてください。

監督:選抜に出たからといって夏の甲子園に出られるとは限りません。まずは、春季県大会の優勝校・東海大学望洋高校に挑戦するチームとして戦います!

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合言葉は元気!グラウンドに響く全力校歌は勝利への誓い。木更津総合高校に行って来ました!
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