2015年の夏の甲子園を簡単にくくると注目選手、注目される学校が予想とおりに活躍した順当な大会というところだろう。
もちろん、県岐阜商(岐阜)の高橋 純平選手など注目選手が全国大会に出られなかった高校もあったが、ドラフト上位に食い込むような選手は甲子園に出てきて活躍をしてくれたという意味では非常に見ごたえがる大会だった。

東海大相模ダブルエースで全国大会を制覇。

その証拠に夏の大会が終わった後の世界大会でも日本の高校生の投手力はずば抜けていたといっても過言ではないだろう。

その中でも注目されていた投手を挙げるとすると、まずは何といっても甲子園優勝を飾った東海大相模(神奈川)の小笠原慎之介投手だ。
予選の段階から注目されており、甲子園でもその快速球を披露し、初戦の聖光学院(神奈川)戦では151km/h(球場表示)を叩き出した。
コントロールに多少難を見せる場面はあったが、それでもその速球の威力は大会ナンバー1だったといえる。

そして、その小笠原投手の陰に隠れていたがもともとはこちらの方が注目が高かったどうチームの吉田 凌投手。
右腕の本格派で変化球の切れも抜群、夏の大会でもその力は示してくれた。

結果的に小笠原慎之介投手は中日ドラゴンズ、吉田 凌投手はオリックスに入団、2人共ドラフトに指名され、今後の活躍が期待される選手だ。

惜しくも準優勝となったが、仙台育英(宮城)の佐藤 世那投手も注目したい。
速球と落ちるボールのコンビネーションは甲子園に出場する高校生でさえも手が出ないほど、さらにその真価が明らかになったのは大会後の国際大会だった。
佐藤 世那投手もプロ入りが決まりこれからの活躍に期待。

ベスト8まで勝ち進んだ秋田商業(秋田)の成田 翔投手も非常に印象深かった。
決して上背があるわけでもなく、速球の速度もさほどあるわけでもないが、切れのいいボールで三振を奪うスタイルはさすが。

他、右腕としては中京大中京(愛知)の上野 翔太郎投手、敦賀気比(福井)の平沼 翔太投手といったところもまとまった投手で高校生らしい非常によいピッチャーだった。

第97回全国大会では、超高校級はいなかったもののまとまった投手が多い印象。
その中でも東海大相模だけがレベルの高い2枚看板だったことが優勝した要因の一つとも言えるのではないだろうか。

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